高級スキンケアのはじめかた

【デパコスのみ】アンチエイジング用メンズコスメの価格帯別のまとめ【男のスキンケア】

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高級メンズ化粧品についてのまとめページです。

使ってみて個人的によかったデパコス (デパートコスメ) を取り上げてみました。アパレル系は除外。

ここで取り上げるブランドは最近発売されたものではなく、どのコスメにもそれなりに歴史があり、ニッチな男性アンチエイジング化粧品市場でブランドとして5年以上は生き残っている筋金入りのもののみ。

値段別にブランドと具体的な商品名でまとめてみました。

メンズ向けアンチエイジングコスメ (デパコス) のまとめ

ひさしぶりに追記すると最近では大谷翔平の広告でおなじみのコーセーのコスメデコルテ「リポソーム アドバンスト リペアセラム」が気になっていました。

>>大谷翔平のCMでおなじみのコーセー デコルテのリポソームを男が使ってみた感想

  • 洗顔は除きます。洗顔は安くていいものを使ってください (なるべくライン使いを推奨)
  • (洗顔を除いて) アイテムは2つまで。それを越えるとめんどくさくて長続きしない。たいてい化粧水 + クリーム。
  • 実売価格はネットから買える並行輸入品を含みます。

このページの上にいくほど高額になりますがアンチエイジングの期待がより高いと考えているコスメとなります。

洗顔のオススメ

価格とのバランスを考えてアンチエイジングコスメを使っていく際の参考になれば幸いです。

アンチエイジング重視! 上級者用!

高価格帯

  • シスレーシスレイヤ エッセンシャル スキンケアローション + シスレイヤ インテグラル (or スプレミヤ)
    文句なしにアンチエイジングへの期待が高い。ただし値段が高すぎる。メンズ用のシスレイオム単発よりもこの組み合わせがいいと思う。ローションの部分をフローラルトニックローション or エコロジカルコムパウンドに変えてもよい。
  • マックス LS マクセレンス : マクセレンスデュアルコンセントレート + マクセレンスシンギュラークリーム
    マックスLSのさらなる上位バージョンなので期待。値段が高すぎる。コンセントレートは口が二つになっていて二色ででてくるのが特徴的。クリームは灰色。ローションもあったほうがいいとは思う。

(正直、ここの項目のコスメは高いのでそこまでオススメというわけではない)

シスレーのスプレミヤ マックスLSマクセレンス

↑メインで使うものが実売2万5千円以上と、これらは高額です。その分アンチエイジングへの期待はあると思っています。ただしマクセレンスは手に入りづらくクセもあるのでシスレーのほうがよい。

  • こちらはシスレイオム。オールインワンのメンズ専用なのだが香りが独特に感じた。ノーマルスキン用とドライスキン用がある。

 

ほかに実売1万5千円を超えてくるもので注目なのが↓

高価格帯

  • B.A MENザ セラム
    ポーラの最上位ブランド。高価格帯の中では唯一のオールインワン。ややしっとりめ。香りに好き嫌いが分かれそう。
  • SK-Ⅱ MENフェイシャルトリートメントエッセンス + エイジリバイタライズモイスチャライザー
    あのSK2のメンズバージョン。2013年頃から国際線の機内および免税店で限定販売されていた。ネットショップでもまれに見るようになったが候補になりづらい。

SK2 MENはエッセンスのほうが主力。SK2 MEN フェイシャルトリートメントエッセンス自然酵母から生まれたピテラをたっぷり配合したSK2をメンズ特有の肌に合わせたもの。

しかしSK2 MENはなかなか見かけない。そろえるのも大変なのでオールインワンのポーラ B.A MENのほうがよい。

B.Aメンのセラムとソープ
  • ポーラ ザ セラム ネットショップで取り扱いが少なく値段も安くないのでポーラ公式通販から正規品を買ったほうがよいかも。

 

一番のオススメ!王道のアンチエイジングブランド!

アンチエイジングスキンケアの本命のマックスLSシリーズ

このあたりが一番オススメできる王道のメンズアンチエイジングコスメです。

メインで使うものが実売7,000円 ~ 1万円↓

高価格帯

  • 資生堂メン : ハイドレーティングローション (or アルティミューンパワライジングコンセントレート) + スキンエンパワリングクリーム
    一番オススメ
  • アスタリフト メン : ジェリー アクアリスタ + モイストローション + モイストエマルジョン
    富士フイルム「アスタリフト」のメンズ専用。今はアスタリフトメンか資生堂メンのどちらかがオススメとなる。
  • マックス LS : チャージウォーター (+ Vセラム) + Vクリーム
    ラボシリーズの上位ブランド。真っ白なクリームは軽くて良い。しかし近年勢いが落ちてきた。

日本製の資生堂メンは誰にとってもオススメ。
マックスLSは外国製。刺激や香りといいクセがあるけどハマれば期待は大きい。昔はメンズ向けアンチエイジングの専用ブランドとしてはマックスLSくらいしかなかった

▽資生堂メンのクリーム前にはどちらかをチョイス

ハイドレーティングローション 資生堂メンの美容液 (セラム) は2021年3月新製品のアルティミューンパワライジングコンセントレートとなります。

・スキンエンパワリングクリーム

 

マックスLSのライン使いも強力。洗顔のあとに①②③

2021年10月よりマックスLSの販売名称が変わり、容器もシルバーからブラックになっています。

①チャージウォーター (化粧水)

②Vセラム (美容液)

③Vクリーム (クリーム)

 

▼富士フイルム「アスタリフト メン」について

【アスタリフトメン】実力派のメンズスキンケア!スターターキットから試してみよう高級スキンケアでは有名ブランドのアスタリフト メンについてレビューします。 コスメ市場で長年支持されてきたアスタリフトのメンズ専用...

 

メインで使うものが実売5,000円 〜 7,000円↓

中の上クラス

  • アラミス ラボシリーズ : ウォーターローションRE  + エイジレスキュー
    資生堂メンよりも保湿控えめ。少し価格を落としてもアンチエイジングへの期待は大きいが、同ブランドのフューチャーリペアセラムをはさめば高価格帯と遜色ない。
  • キールズ : フェイシャルフュールトナーフォーメン + AGDエイジケアクリーム
    ニューヨークの調剤薬局発祥。エイジングケアのメンズラインのある数少ないメーカー。AGDエイジケアセラムをはさむとなおよい。
  • クラランスメン : (アフターシェーブローション) + モイスチャージェルSP
    フランスのメーカーで植物由来なのでシスレーに手が届かない場合に試してみるとよいかも。ベストセラーだったジェルセラムの後継がモイスチャージェル。

マックスLS同様にラボシリーズは人によって合う合わないがでやすいがハマれば期待できる。が、やっぱりクセはあると思う。
クラランスにはメンズものが充実している。ギフトやセットもあり。
キールズはパルコやルミネなど駅ビル、ポップアップストアでよく見かける。ショップでの接客も良い。化粧水はエイジングケア (AGE DEFENDER) ラインにはないことに注意。

2021年10月よりラボシリーズがリニューアルされて「エイジ」シリーズは「デイリー」シリーズに販売名称が変わりました。

▽アラミスラボシリーズのライン使い。洗顔のあとに①②③

①ウォーターローションRE (化粧水)

②フューチャーリペアセラム (美容液)

③エイジレスキュー (乳液)

 

▽クラランスメン

①クラランスのアフターシェーブローション (化粧水)

②モイスチャージェルSP (保湿美容液)

 

▽キールズのライン使い。洗顔のあとに①②③

①フェイシャルフュールトナーフォーメン (化粧水)

②AGDエイジケアセラム (美容液)

③AGDエイジケアクリーム (クリーム)

 

資生堂メンやアスタリフトメン、マックス LSがいいのですが、出費に余裕を持たせたいのならば [ 中の上 ] か下記のトータルリバイタライザーまで落としてもよい。

……しかし今は円安や値上げの影響があって価格差が変わってきており、ユーザーが多いわけではない輸入ブランドほど高くなっていたりします。

オールインワン!洗顔のあとにひとつで済むもの

ひとつで実売6,000円前後におさまるもの。

中クラス

  • 資生堂メン : トータルRライトフリュイド or トータルRクリーム
    オールインワン!手が届きやすい。このページのコスメの中ではもっとも万人ウケすると思います。
  • ロクシタン : ケードフェイスミルク
    ロクシタンのフェイスケアのメンズラインはケード。

オールインワンのトータルリバイタライザー (トータルR) はトライアルもあって入門しやすい。ただし資生堂メンのトライアルキットは販売終了になったり、再び出てきたりの繰り返しです。

▽しっとり派向けのトータルR クリーム

 

みずみずしく軽い使用感のトータルR ライトフリュイド

 

 

ロクシタンはシアバターのハンドクリームで有名なフランスのオーガニックコスメブランド。コスメにくわしくない人にもたいてい知られている。デパコスの例に漏れず同伴者がいない限り男はショップに入りづらいのでネットから。プレゼントの正規品は公式オンラインショップから。

 

▽ロクシタン ケード フェイスミルク

 

 

そのほかのデパコス

  • THREE : フォーメン・ジェントリング ローション + フォーメン•ジェントリング エマルジョン

THREEは、2009年に誕生した国内ブランド (運営会社ACROはポーラ・オルビスグループ)。国産で天然由来に強いこだわり。洗顔、化粧水、乳液、リップクリーム、ヘアケアのメンズラインがある。トライアルキットから試せる。

THREEのメンズコスメ

 

  • クリニーク : かなり有名なブランドでデパコスの入門的な雰囲気がある。エスティローダー系。メンズ用のものまで充実。
クリニークのメンズコスメのラインナップ

クリニークのエイジングケアとしての主力はAGモイスチャライザー
UVカットタイプのSPF21モイスチャライザーもあり、日中の現場で活躍している人におすすめ。
クリニークはカウンターの白衣のスタッフによる手厚いカウンセリングが特徴的。しかし男は入りずらいので同じような対応をしてくれることもあるアラミスラボシリーズのカウンターにいったほうがよい。

 

  • ドゥ・ラ・メール海藻のエキスを配合したクレーム ドゥ・ラ・メールというクリームが有名。じつはアメリカのエスティローダー系。アンチエイジングというよりたっぷり保湿を求めるセレブに人気なイメージ。ザ・コンセントレートという美容液もあらゆる肌悩みの改善に評価が高い。ただし値段が高すぎる。

メンズのアンチエイジングスキンケアについて

化粧品市場が大きいからといって女性もののコスメを使ってしまうと男が使うとただでさえ脂性肌よりの肌がさらにギドギドとなってしまう場合もあります。ニキビもできる。香りも合わないのでメンズ向けを試したほうが無難ではある。

逆に女性が表面のテカリ防止やテクスチャーの軽さを求めてメンズ用 (高級) クリームを使うことは大いにありかなと。

上で取り上げたような男性用高級化粧品に共通することは、べたつかずアブラギッシュにならず軽い使い心地であること。それでいて乾燥を防ぎ、シェービング、紫外線や排気からのダメージをケア。ハリの不足を持ち上げるように顔色血色を良く見せ、長期的にアンチエイジングへの期待ができる。だからこそ中の上以上を推奨です。

それ以下のもの : お金に余裕がなかったり、ベーシックなスキンケア用であるならば上記のブランドを無理に使う必要はないです

ボディ用のものならニベアやキュレルでいいと思います。

 

ちなみにもっともコスパがいいと感じるのはオルビスです。

オルビスは油分全カットなので男性と相性がよすぎる。

オルビスをすすめているのは、私自身が10代から20年近く違和感なく使い続けてきたからです。

乾燥肌ならばコスパいいものをケチらずジャブジャブ使えたほうがいい。

オイルカットのコンセプト、価格、品質といいすべてが良い。

トライアルは洗顔、ローション、クリームのセット
オルビスのミスターのトライアルキット

 

アンチエイジングは若いうち (30代〜) からはじめるほどいいです。ガクンとこなくなります。

しかも高級コスメであっても意外と長持ち (人によって数ヶ月) するので思ったほどの出費にはならなかったりする。

 本当に必要なところに投資していきたい。