お得な制度である『ふるさと納税』ですが、これも格安SIMとかと同じで、それを知ってはいるもののリアル社会では活用している人は少ない印象。
それはたぶん、めんどくさいから。
制度を理解するのも確かにめんどくさい、、、気持ちがわかる
そこで今回、私がふるさと納税するにあたってその手順を記録しました。
めちゃ簡単でした。
追記あり。2021年度版です。
→ さっそくGO
目次
ふるさと納税をすべし、寄付するところは…
ちまたで話題になっている、ふるさと納税サイト「ふるなび」から申し込める寄付の返礼品が一部の市町村でギフト券という問題。
Amazonのギフト券を使ってその市町村の特産品を買おう!ということらしいですw
たしかに、やんちゃですね~。
で、私も (おそるおそる) ふるなびで返礼品がギフト券である市町村に寄付してみました。
返礼品のお肉とかを目当てに寄付している人は多いと思うのですが、あれ冷蔵庫の場所取るんですよね。
しかも自治体から届く日時が曖昧です。いつ届くかわからずに、たいてい不意打ちで届く。
(返礼品として賛否はあるでしょうが、やっぱりギフト券類ならありがたいです)ボソッ
追記 (2019年1月)
2018年にAmazonギフト券の返礼品は、土日祝日のみふるなびから申し込めるようになっていて平日になったら消えるということの繰り返しでした。
次第にエスカレートしていき、2018年の12月にはAmazonギフト券やそれ以外のギフト券類にも平日にまで申し込めたという状況でした。
2019年は総務省にオコられてギフト券類の申し込みはできなくなると予想しています。
追記:そして案の定、規制されました。
それでも、ここまで寄付者ビリティーあふれるふるなびならば毎年なにかやってくれる期待があるので、私は「ふるなび」から寄付していくことに決めました。
「ふるなび」ならば、ログインしてクレカ払いで寄付金額の1% (キャンペーン中は増量することもあり) のAmazonギフト券コードがもらえます!!
(返礼品のAmazonギフト券の話と混同しないように。ふるなび独自の特典 です。)
そもそも「ふるさと納税」とは?
そもそも「ふるさと納税」とは、2,000円の自己負担 (←手数料みたいなもん) で、指定した自治体に寄付することによって返礼品を受け取れる制度ですが、その寄付したぶんは上限はありますが税金が控除されます。
説明すると難しく感じるのですが、本来地元に収めるはずの税金を地方にスライドさせることによって地方の特産品もらえるよ!って理解でいいです。
ひとことでいうと「同じ額を払うなら物もらっとけっ」てな制度!
※引っ越しが多い人は、この制度を活かせない場合があるので注意が必要です。
自分の控除上限額を超えない程度に寄付することが鉄則です。
自分の控除上限額を知る
控除上限額スレスレに寄付することが最重要であり、自分の上限額を知ることからですが、
ふるさと納税サイトには控除上限額シミュレーターがあるので、それを目安にして念のためそれよりチョイ低い金額を寄付することがコツですね。
上限額は主に家族構成と収入によって決まります。
控除上限額シミュレーターでは、源泉徴収票の数字をどの枠に入れればいいのか詳しく解説されているのでそのとおりに入力してみてください。
ふるなびから寄付してみましたがログインすれば本年での可能な寄付額を表示してくれています。
ふるさと納税サイトを選ぶ
自分の控除限度額を知ることができたら、そのままふるさと納税サイトを経由して寄付をするのが一般的です。
ふるさと納税サイトはいわば返礼品のカタログのようなもので、そこから好みのものを選んで、それはもうネットショッピングするのと同じ感覚で寄付をすることができます。
もっともオーソドックスな「ふるさとチョイス」
ふるさと納税サイト最大手はふるさとチョイス
ふるさとチョイスは、ふるさと納税本来の趣旨に合った地元の特産品のみを紹介しています。
ふるさと納税に「Yahoo!公金支払い」はつきもの
どこのふるさと納税サイトであれ、Yahoo!公金支払いに対応している自治体がほとんどなのでYahoo!公金支払いページから決済することが多いです。
Yahoo!公金払いでの決済となる場合、Tポイントで払うこともできます。
期間限定Tポイントでも払うことができるので、ヤフー系サービスを多く利用している人ならば地味にお得となる。
Tポイントやヤフー利用が多いならばこちらもチェックです。
ソフトバンク系列のふるさと納税サイトさとふるは、ふるさとチョイスに次いで有名ですね。
ふるさと納税サイトによって返礼品の得意分野も微妙にちがっていたりします。
ふるさと納税することでもポイントを獲得できる
楽天ポイントを活用している人ならば楽天ふるさと納税で寄付することによって買い物と同じように楽天ポイントをもらうことができます。
支払いは楽天カードで決済することをおすすめ。
寄付を楽天ポイントで支払うことだってできます。
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もっとも寄付者がお得となるのが「ふるなび」
そして、ここにきて大注目なのが「ふるなび」です。
ネット上で騒然となっている返礼品のAmazonギフトカード…
ふるなびでは、Amazonギフト券に限らず金券のたぐいが度々登場していました。
JCBギフト券
クオカード
5万円の寄付に対して2万円分の商品券となっているので、2,000円の自己負担はありますがだいたい40%の還元ですね。
寄付額1万円の商品券 (サーティワンなど) もあるので、多くの人にとっては少額の寄付からがやりやすいと思います。
ただし商品券の大判振る舞いは、たぶんこれから厳しく規制が入る (追記:入った)
返礼品が商品券への寄付は、もうできなくなると思ったほうがいいでしょう。
それでも利用者にメリットを与えてくれる「ふるなび」の姿勢が好きです。
寄付額に対してギフト券コード配布のキャンペーンなど、次年度でも何かしらやってくれるはず!
「ふるなび」から実際に寄付してみる
ふるなびからふるさと納税をしてみます。
解説するまでもないくらい簡単でした。会員登録で自分の住所を入力するのが一番めんどくさいくらい。
まず [ ログイン ] から新規登録します。

[ 無料会員登録 ] をクリック。

ログインして寄付をクレカで支払うと寄付金額の1%のAmazonギフトコードがもらえるので、会員登録をしてから寄付の手続きをするようにしてください。
会員情報のフォームに入力
次に検索から気に入った特産品を選びます。
あとでチェックできるように気になったものをお気に入りに追加したり、応援メッセージとレビューを見ることもできます。
決めたら [ 寄付を申し込む ] をクリック。
寄付金額が自分の控除上限額におさまるように気をつけます。
寄付するためのフォームがでてきます。確認事項は同意にチェック。

お勤めの方など、確定申告をする習慣がないのならばワンストップ特例制度を利用するといいでしょう。
確定申告をする義務のある方は確定申告によって寄付証明書を添えて申告します。
お勤めの方など確定申告をする義務のない方は、申し込み時にワンストップ特例制度を利用することにチェックを入れて(忘れたら問い合わせる)、寄付自治体から送られてくる書類の記入事項を確認して、本人確認書類(免許証やマイナンバーなど)のコピーを添えて送り返すという手順となります。
※ワンストップ特例制度を利用する場合、寄付上限自治体数は5自治体までです。
確定申告している習慣がある人は、寄付証明書が届くのでチェックははずしてよいです。

寄付金の希望使い道を選択肢から選べるので選んでおきましょう。
あと、絶対に [ 返礼品を希望する ] にはチェック。(初期でチェックはされているが希望しないなんてことあるのか)

お届け日の目安を指定できます。ふるさと納税ではピンポイントでの細かい日時指定はできないと思ったほうがいいでしょう。

残りはアンケートです。任意なので答えなくてもいいです。 [ 申請確認画面へ ]

入力した内容を確認したら申請を完了させます。
ふるなびから納税申請完了のメールが届き、次は支払いの手続きです。

Yahoo!公金支払いのぺージから決済します。
ヤフーIDがあるのなら持っているTポイントを支払いの一部にあてることもできます。

決済手続きのため、ヤフーのページでクレジットカード情報を入力していきます。

クレジットカード情報をYahoo!ウォレットに登録しておけば、ほかのヤフーサービスで決済する際にクレジットカード情報を入力する手間が省けるので、同じカードをよく使うならば登録してもよい。

入力ページ → 確認ページ と進めていき最後に、同意して [ 支払う ] で寄付完了です。
おつかれさまでした。

Yahoo!公金支払いの決済を終えて正式な申し込みとなります。
「ふるなび」からもらえるAmazonギフト券コードは寄付を行った翌々月中に発行可能。
返礼品は申し込みから1ヶ月半後に届きました。時期によって2ヶ月以上あとに届くこともあります。
寄付証明書はすぐに届くので、それさえ届けば寄付は完了できています。
なかなか届かなくて、やきもきしてしまうこともありますが返礼品は2ヶ月くらいは待たされるものだと思っていた方がいいでしょう。
ふるさと納税について思うこと
最後にひとこと。
ふるさと納税の返礼品競争には賛否あるでしょうが、ひとついえることは私たち個人は、制度がある以上はやらなきゃ損だということです。
そのようにして浮かせることのできたお金は、自分や家族の将来のために必要なことに使いたい。
楽天ユーザーはふるさと納税でポイントがつき、ポイントでも支払える「楽天ふるさと納税」もおすすめです。
楽天は食べ物や飲み物に強いので返礼品をそちらの方向で望むのならば「楽天ふるさと納税」からになります。
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